Rubyを通じて島根県を肌で感じてきました!(1日目)

   2014/12/23

 12月20日〜12月21日の2日間島根へ行き、松江Ruby会議やIT企業を周って島根で働くことについて現地で学ばせていただきました。

島根県に行くことになった経緯

 先月、新宿で「島根×Ruby」をテーマにしたイベントが開催されました。関東にずっといた私には地方で働くということを考えたこともありませんでしたが、イベント内容を見ると島根県が県自らITに力を入れているということに関心を持ち、話を聞きに行くことにしました。

島根×Ruby 〜あなたがつくるエンジニアライフ〜 – 島根県庁 | Doorkeeper

 イベント内容は「Rubyのパパ」で有名な まつもとゆきひろさん やまつもとさんと島根で一緒に仕事をしているNaClの代表取締役 井上浩さん が島根で働くことについてお話ししていただきました。

 お二人の講演後、島根県庁の福田さんから島根の魅力をお話してもらい、懇親会で島根で働くことについて色々と聞かせてもらいました。島根で働くことについて私が魅力に感じたものは以下の3つです。

・「Ruby」コミュニティがあり、活発である
・島根県では「Ruby」が市民権を得ている
・県がエンジニアを応援してくれている

 まつもとさん はもちろんのこと、Rubyコミッターとして活躍されている方やRubyの開発者として有名な方が頻繁にMatsue.rbに参加されるので、東京と同じぐらいに学べることができます(東京以上?)。コミュニティが活発になることで島根でのRubyのお仕事も増え、市民の方たちにもRubyが宝石ではなくプログラミング言語であることを知ってくれるようになったそうです。

 話を聞いていて島根で働くのもいいなぁと思い始めてた時、イベントのアンケートに「Rターン to SHIMANE」という松江Ruby会議06に数名の方を招待してくれるというツアーのご案内があったので、すぐに参加希望にチェックをつけたら後日ご招待のご連絡をいただきました。

Rターン to SHIMANE 1日目

 1日目は松江Ruby会議が開催されるので早朝に出発しました。

羽田空港 -> 出雲空港

 羽田空港でツアーに参加される方と島根県庁の杉原さんにお会いし、一緒に出雲空港へ向かいました。久々の飛行機だったので離陸と着陸が怖かったです。

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 1時間半で着くので遠いという感じはしませんね。ちなみに、新幹線だと6時間ぐらいのようです。

出雲空港 -> 出雲大社

 島根に着いたら島根県庁の大谷さんにお会いして、まずは出雲大社でお仕事の縁結びのために参拝してきました。出雲大社といえば大しめ縄が有名ですが、こちらは本殿ではなく神楽殿だそうです。神楽殿だけ見て満足して帰られる方もいるようです。

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 本殿は神楽殿を右に進むとあります。ちなみに、出雲大社は「二礼二拍手一礼」ではなく「二礼四拍手一礼」だそうです。

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お昼は鯛めし

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 島根県では「鯛めし」が有名だそうです。鯛めしって聞くと鯛の炊き込みご飯かな?と思ったら全然違いました(笑)

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 右奥にある盛り付けと薬味をご飯の上に乗せて、お店の限られた人しかしらない秘伝の出汁を掛けてお茶漬けのように食べます。出汁がとても美味しかったです。最後に出汁だけ飲みました。

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松江Ruby会議06

 お昼を食べたら本目的の松江Ruby会議に参加しました。会場は松江駅すぐそばのオープンソースラボというスペースです。オープンソースという名のつくものであれば無料で利用できるそうです。いいですね。

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松江Ruby会議 06

 プログラムは、まつもとさんの基調講演やRubyコミッターの笹田耕一さんのセッション、「納品のない受託開発」で有名なソニックガーデンの倉貫さん、Matsue.rb実行委員長の吉岡さん、子供のプログラミング教育アプリケーション「スモウルビー」の本多さんがお話されました。

 Rubyがメインですが、Rubyに派生して働き方や活動についてお話しを聞くことができました。また、講演だけでなくRubyistが参加するライブコーディング大喜利もあり、みんながどんな風に考えながらコードを書いているのかを知ることができました。これからRubyを始めようとしている人たち向けのSprout.rbの活動が始まったり、RubyでSVGを使用して本の表紙をデザインしたりなど活発な活動が聞けて勉強になりました。

松江Ruby会議06 懇親会

 懇親会にも参加させていただきました。食事を取りながらLTやプレゼンを聞いたり、交流させてもらったりしました。お話を聞いていると、職場は松江駅すぐそばの松江テルサや、車で10分ぐらいの場所に集結しているので、コミュニティのイベントに限らずすぐに会えるのが良い環境だと思いました。

 Rubyイベントには県庁の方も参加されています。外から来た人たちと松江の人たちを繋いでくれるのはすごい有りがたかったです。県庁の方がRubyのイベントに積極的に参加されることは東京にはないですよね。

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 じゃんけん大会でTシャツをいただきました!

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2次会

 懇親会では終わりません。2次会でも色々な話を聞かせてもらいました。

 松江は島根県が応援してくれていたり、コミュニティが活発だったりで伸び伸びとした環境の中、仕事に専念できるけど、周りの企業と競争するような気持ちは東京ほどないので、革新的なサービスを作るとなると東京のほうが有利だという話しが印象に残りました。自分にはどちら(東京か松江か)が合うのかを考える一つのポイントになりそうですね。

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 続きです:Rubyを通じて島根県を肌で感じてきました!(2日目)

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