アドレスさえ知っていれば他人のビットコインの取引情報を調べることができる

 

 ビットコインの取引を記録する通帳はネットワーク上に公開されています。ただし、公開されていると言っても名前は表示されません。『誰が誰に何時に何BTC送ったか』という情報は誰でも知ることができます。

・ビットコインの送り主(アドレス)
・ビットコインの受取先(アドレス)
・ビットコイン数(BTC)
・取引時刻(年月日時分秒)

どこで見られるのか

 Blockchain.infoで確認するのが一番簡単だと思います。下記のテキスト入力にアドレスを入力すると。

スクリーンショット 2014-12-30 23.26.01

 『誰が誰に何時に何BTC送ったか』という情報が表示されました。

スクリーンショット 2014-12-30 23.31.57

ということは

 取引したひとのアドレスを知っていれば、その人(Aさん)がどのような取引をしているかを調べることができます。とはいえ取引情報はアドレスなので、Aさんと取引した人(Bさん)が誰なのかは分かりません。(Bさんと取引したことがあれば分かります。)

 なので、取引情報を知られにくくしたい場合は、複数のウォレットを作って使い分けた方が良いでしょう。

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