科学で野球の勝率は上げられるのか?『マネーボール』を見た

 

 出塁率が高いけど評価が低い選手を起用することで少ない予算で勝利を掴む戦略、それが『マネーボール理論』。

 予算が最も少ない球団オークランド・アスレチックスのGMビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、イェール大学経済学部を卒業した優秀なスタッフを雇って、選手のデータ分析から、最強のチームを創りあげる実話ストーリー。20連勝を成し遂げた。

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 いつもどおり、ツタヤディスカスで借りて見ました。いままで野球選手はスカウトの経験と直感を頼りに選べれてきけど、ビリー・ビーンはデータ分析という統計学的なアプローチで選手を集めようとした。その結果、アスレチックスのスカウトや監督がついてこれず、思った通りには動いてくれなかった。これはチームで何かを行うときには必ずと言ってもいい程起こることだと思う。

 それでも成功させるためには、仕切る人物が自分の考えを信じて決断する必要がある。中途半端で優柔不断な状態では前に進まない。仲間に見限られたり、仲間を切り離したりしなければならないのは辛いが、覚悟を決めて実行すれば状況は変わり始める。それを教えてくれる映画だった。

オススメ動画

 ビリー・ビーン本人のインタビューと、スコット・ハッテバーグの最後のサヨナラHR。

 本人も20連勝目の試合はすごくハラハラして、勝った時は喜びよりも安堵したようです。それにしてもサヨナラホームランで決めるってすごすぎ。

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